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[書評]『キラークエスチョン 会話は「何を聞くか」で決まる』を読みました!

はい、そんなわけで今回は山田玲司さん著、『キラークエスチョン 会話は「何を聞くか」で決まる』の書評です。

そこまで新しい本ではないのですが、安かったのと評判が良かったので勢いで買いました。

新書らしく薄めの本で、さくっと読める割に役立つ情報満載!って感じですね。正直、個人的には今更な内容が多かったのですが、会話が苦手!できればしたくない!けどしないといけないときって…あるよね…(白目)と思っている方には読んで損はない内容かと思いました。

人と何を話せばいいかわからない、他人とうまくやれずに損ばかりしている。この本は、そんな人たちを救う一冊になるはずだ。
―キラークエスチョンカバー裏?より

著者の方もこう仰っています。

上記のような悩みを抱える方は、下記も参考にしつつ購入を悩んでみてください。

会話は「話す」ではなく、「聞く」をメインに考えよう

「何か面白い話しなきゃ…!」ってのはテンパっている時によく思い浮かぶ悩みですね。まず、これが間違いだと。

あるときを境に僕は、「何を話すべきか」ではなく「何を聞くべきか」と考えるようになって、すべてがうまくいくようになった。
―キラークエスチョンカバー裏?より

だそうです。確かに同意せざるを得ません。

まず、一方的に話すのって基本的に難しい。というのがあります。例えば1分間スピーチで困った経験はありませんか?話すことが嫌いな人は、その程度でもしんどいんですよ。

さらにやっかいなのが、会話には相手がいるということです。

なにがやっかいかと言えば、相手の好みを考えながら話す必要がありますね。興味が欠片もない話をされたら「はぁ…そうですか」くらいの反応しかできませんから。でも、何も無い状態から相手の興味をひく話をするって至難の業だと思うんですよね。年齢や性別が違うとさらに…。うーん困った。

これらは「話そう」としているからこそ出てくる問題です。でも実は、これらを簡単に解決する方法があります。それが、著者のいう「聞くこと」になるわけです。

「聞くこと」ができれば、相手が勝手に話を広げてくれます。自分はそれを受け取って、自分語りをするなりさらに質問するなりすれば良い。

なんて単純なんでしょう!でもさー、いきなり何聞いたらいいのよ?って思うでしょう。それに対する答えがこの本の中に詰まっています。

たとえばこんな質問があるよ

目次から何個か引用してみましょう。

・その服、どこで買ったんですか?
・最強の野球チームを作るなら、いつの時代の誰を選びますか?
・あなたにとって映画のベストスリーは?
・あなたのお母さんはどんな人?
・ところで、お腹すいてませんか?
・つまり、こういうことですよね?
・9・11の日に何をしていましたか?
・牛を殺して犬を殺さないのはなぜですか?
―キラークエスチョン目次より

目次を見るだけでも賛否両論ありそうな感じがしますね。確かにちょっと無理やりすぎじゃね?と思うものもありますが、解説を読むとギリギリで納得できたりします。

逆に、あーこれは使えるわ!って思うものもあったり。質問って奥が深いですね。

で、本書は上記のような質問1項目に対し、なんでこの質問なの?どんなメリットがあるの?ってことが解説されています。

例えばこんな内容だよ

ところで、お腹空いてませんか?の項にこんな一文があります。

相手と自分との違いばかりを必死に探しても意味はないどころか、心の壁を高く、分厚くしてしまうだけである。
―キラークエスチョンP70より

キャラや性格が違う人と会話しなきゃいけないとき、こんな質問をさらっとすると「同じ人間だなー」ってことに気づいて心の壁が壊れてスムーズな会話ができるよ!っていう趣旨…だと思う。

確かに普段相手にしない人と接するとき、無意識「違い」を探してそれを探している気がする。でもうまく形にできなくてテンパる。ってことはありえる話かな。

そういう時、誰にしても不自然じゃない質問をすればそこから話が広がって、うまく会話をすることができる。よく天気の話から入れなんて話もありますし、それに通じるものがありますね。

こんな感じの話が満載なので、意図を理解して質問をすることができますね。まぁ本になってるくらいだから当たり前か。

こっちが本命?番外コラムが面白い&役に立つ!

本書には本文以外にコラムが掲載されております。これがまたメインよりも役立つし面白い、むしろこっちのために買いましょうといえる内容です。(笑)

・話の広げ方(基本編)
・会話がはずむ雰囲気を作る
・邪心はバレる
・話の広げ方(応用編)
・インタビュアーという役者をやってみる
・A型人間とQ型人間
ーキラークエスチョンのコラム目次(独自編集)

特に話の広げ方の基本編と応用編は会話ベタな人必見!だと思います。無意識に実践してることがまとめられていてとても参考になりました。

特に本書は会話における最初の切り口を紹介しているわけで、それだけだと中途半端になってしまう可能性もありますからね。こういうフォローはとても嬉しいですね。

おわりに一言

さて、長くなってきたので最後に一つ引用して終わりたいと思います。

ただ、質問ばかりで自分の話をまったくしないのもよくないと思う。
質問の枕として、「自分はいつもこの曲を歌っちゃうんですけど…」くらいはいれたほうがいいだろう。(中略)
まずちょっとだけ自分の話をして、あとは好きなだけ相手に話してもらう。それが、話を広げていくいちばんのコツかもしれない。
キラークエスチョン 話の広げ方―(応用編)より

これ、すごい大事なことだと思います。よくある「聞き役に回るアドバイス」はひたすら聞け!っていうのが多い気がします。でもそれって会話じゃないし。特に初対面とか会って日が浅い場合は相手もこちらの情報を欲しているはず。少しは自分語りをしてわかってもらって、お互い気持ちよく質問の投げ合いをしたいもんですね!

キラークエスチョン (光文社新書)
山田玲司
光文社
売り上げランキング: 33981
おすすめ度の平均: 4.0

2 キラーというほどではない
3 聞くことの大切さが分かり、質問の幅が広がる
2 焦点がぼやけ気味
4 苦手意識を克服するために
5 会話に詰まる人にはおすすめ?

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